こんばんわーとりにくです!
BTCが6000USDの大台を割り込んだりで、相場は総悲観。
トレードもふんだりけったりの日々でございますうう。
脱FX初心者シリーズ!!!
前回はサポートライン・レジスタンスラインについて解説しましたが、
ライントレードにはいろんなテクニカル指標を用いることができます。
MA(移動平均線)をラインとして考えるやり方、切りのいい数字でラインを引くやり方、
そのほかに汎用されているラインを引くツールの一つが今回の目玉、「フィボナッチ」だピヨ!!
ライントレードをマスターしていくためにどんどん勉強するピヨ!
今回の記事の対象者☆彡
・脱初心者のために有用なトレードツールを知りたい人
・フィボナッチがなんなのか知りたい人
・BitMEXのスマホだとフィボナッチをうまく表示できなかった人
ちなみにフィボナッチ数列を使ってトレードしてる仮想通貨FX民
一応フィボの0.5ライン、ここから0.618までくらいは買いたい。
最悪0.786まで pic.twitter.com/79OVOVE26I— 響@個人トレーダー (@Whiskey_bonbon_) June 14, 2018
響さんはフィボナッチ・リレースメントを使ってますね。「半値戻し」を意識しているようです。
・BTCこわいさん
5日前に予想した価格あたりでダブルトップ形成。ここから下げるとすると、下落5波(緑)入りしそうですが、とりあえずは今止まっているフィボ0.618(青)を力強く抜ける必要があります。 pic.twitter.com/cVPfrXaxo2
— BTCこわい (@BTCkowai) June 19, 2018
こちらはBitMEXのツールでいうと、フィボナッチのスピード抵抗ファン。
フィボナッチを使って儲けている(勝っている)トレーダーは多いですね。
フィボナッチラインとは
FXのチャートのツールの中ではフィボナッチ・リレースメントという名前になっています。
フィボナッチ数列を元に算出した「フィボナッチ比率」という比率に基づいて、
価格の「サポートライン(支持帯)」と「レジスタンスライン(抵抗帯)」を予測する
テクニカルツールの一つ。
もっと簡単にイメージをいうと
例えば
相場はトレンドが発生したときでも一直線に動くわけではなく、
「戻り」の動きを繰り返しながら動いていきます。
この戻しがフィボナッチラインでぴったり止まることが多いのです!
つまり
相場における押し目や一時的な戻りの目標価格を判断する指標として
使われます。
ちなみに
フィボナッチ比率とは、世界的に有名なフィボナッチ数列というものから計算され、
自然界・芸術作品にも存在しています。
ときに「黄金比」と表現されるこの比率は人間の心地よい、美しいと感じる心理状態を表したもので、
パルテノン宮殿の縦横比、
モナリザの構図や、
葛飾北斎の富士山と波の形にまで!!
うう、、なぜか美しいと感じる・・。
この比率をチャートにも応用しようというものです。
イタリアの数学者レオナルド=フィボナッチに由来してつけられた名前で、
「 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233,377・・・」
永遠と繰り返されるこの数列を、フィボナッチ数列といいます。
この数列には特徴があり、ある数字と次に続く数字を見てみると、連続する2つの数字の合計が、次の数字になるような関係性を持っています。
1.618とその逆数である0.618(大きいほうの数字を分母にした場合)、2.618とその逆数である0.382などを総称して「フィボナッチ比率」もしくは「黄金比率」と呼び、
主要なフィボナッチ比率は以下のようになります。
0
0.236(23.6%)
0.382(38.2%)
0.5(50%)
0.618(61.8%)
0.764(76.4%)
1.0(100%)
1.282(128.2%)
1.618(161.8%)
この比率を図式化してチャートに載せられるように考えられたのが「フィボナッチ・リレースメント」なのです。
サポートライン・レジスタンスライン自体がよくわからない方はこちらの記事から読んでピヨ!
フィボナッチを使ったトレード戦略
フィボナッチ比率を使ったトレードスタイルは「ライントレード」と言われる手法が基本。
「フィボナッチ・リレースメント」 を使うのが主流です。
基本の考え方は同じで、フィボナッチ比率に相当する価格帯に指値を置いてトレードするスタイルです。
フィボナッチリレースメントでは、
フィボナッチ比率に基づいた38.2%、61.8%と補足的に50%の水準がよく用いられます。
強いトレンドの場合・・・38.2%前後の戻りにとどまり、
弱いトレンドの場合・・・半値戻し50.0%前後又は61.8%前後まで戻ります。
それ以上戻った場合・・・このトレンドの起点となったポイントまで全て戻る。
という考え方が一般的です。
具体的には、任意の直近の高値(安値)と安値(高値)を結び、
その下降(上昇)幅を38.20%、50.0%、61.80%で分割し、「戻り」の目標値を算出します。
ではまず、値動きの激しかったヒゲの先に始点を置いてフィボナッチ比率を算出してみます。
下ヒゲの底値5744.5USDを始点(比率0)、
6349.5USDの上ヒゲが2本出ている先をレジスタンスラインと考えて、終点(比率1.00)にしました。
弱いトレンドの時の押し戻しの指標である、61.8%にあたる6118.5USDのライン(青線)できっちり止まってますね。
今度は、上ヒゲの先に始点を置いてフィボナッチ比率を出します。
上ヒゲ6349.5USDに始点(比率0)を置いて、終点を青○で何度かヒゲが伸びている6052.0USDに合わせます。
すると一旦61.8%の6165.5USD(赤線)で抑えられていますが、トレンドが弱いために、サポートライン(終点に戻る)に到達しています。
このあと下がるとすれば下の青いゾーンの下線で黄金比1.618の5868.5USDまで下がる予想を立てることができます。
BitMEXでフィボナッチを表示・設定する方法
※とりにくはiPhone8を使用しています。(スマホ用、モバイル版の説明になります)
まずはチャートを開きます。
拡大表示します。
設定マーク(赤枠)からスケールの設定(青)にコマンドを合わせるとサイドバー(青)が出てきます。
(ここまではラインの引き方と同じです。)
サイドバーの上から3つ目を開きます(赤)
「フィボナッチ・リレースメント」を選択。
「1、最初のアンカーの場所を選択するためにスライドさせます。」
→紫の点線にカーソルを合わせて点線の交差点が見えるようにします。
「2、最初のアンカーを置く場所をタップします。」
→交差点の点をタップ。
タップした点が始点の大きい○になります。
「1、次のアンカーの場所を選択するためにスライドさせます。」
→最初に置いた始点からスライドして
「2、最初のアンカーを置く場所をタップします。」
終点を置きます。(最初は見える位置においてください。あとで調節できます)
フィボナッチ・リレースメントの設定バーが出てくるので、そこからさらに設定します。
(※これをやらないと消えます!)
下の「デフォルト」(赤枠)を押して「OK」。(青枠)
最初に開いていた元の設定タブも「OK」で閉じます。
ここまでで設定完了。
あとは始点と終点を好きな位置に動かしてみましょう。上でとりにくが書いてるものも参考にしてみてピヨ。
比率の横に( )でそのラインの価格が表示されます。(マジ便利!!)
大体つかめてきたでしょうか?
こんな感じでフィボナッチ比率をチャートに表示することができますので是非いろんなところから引っ張ってみてください!
その他にもBitMEXで使えるフィボナッチツールの種類は
・フィボナッチ拡張ベースのトレンド
・フィボナッチ・スピード抵抗ファン
・フィボナッチ・タイムゾーン
・フィボナッチ時間ベースのトレンド
・フィボナッチ・円
・フィボナッチ・スパイラル
・フィボナッチ・スピード抵抗円弧
この7種類!やっぱり多いですね(MAの種類には負けるけどw)
トレードスタイルは変わらないので、いろいろ試してみてピヨ!
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