どうも、とりにく(@crypto_toriniku)です!
いろんな仮想通貨の取引所があるけど、
スプレッド幅が狭い・広いとかよく聞くと思います。
でも取引所によってはスプレッドについて一切書いていない所もあります。
この違いは何なんでしょうか?
今回はいろいろな仮想通貨FX取引所について「スプレッド」の面から徹底的に洗いざらいお得度を比較検証していきたいと思います。
スプレッドとは
通貨の売値と買値の差がスプレッド
例えば、ニュースなどで為替レートが報じられる際、「現在の外国為替市場は1ドル105円70銭から73銭の間で取引されています。」などと表現されますが、これは1ドルを買う場合の値段が105円73銭で、1ドルを売る場合の値段は105円70銭という意味になります。
為替レートの変化を利用しながら通貨の売り買いをするのがFXですが、この「通貨を売る時の値段(BID)と通貨を買う時の値段(ASK)の差」をスプレッドといいます。
上記は、米ドル/円のレートですが、売値(BID)と買値(ASK)の差は0.003円。つまりスプレッドは0.3銭ということになり、「米ドル/円のスプレッドは0.3銭(※)」といえます。FXで利益を出すためには、この差が小さければ小さいほど、利益を出しやすくなります。(スプレッドは取引所によって異なります。)
スプレッド制と売買手数料制の違い
仮想通貨取引所の取引方式は大きく2つに分けられます。
売買手数料制の板取引をする取引所(BitFlyer、BitMEXなど)と、
スプレッド制の取引所(GMOコイン、CryptoGTなど)があります。
スプレッド制の中にも2種類あり、
・変動スプレッド→ボラティリティの大きさや、相場の状況によってスプレッド幅が変動すること。
・固定スプレッド→相場の動向にかからわず、スプレッド幅が固定されていること。
の2つに分けられます。
GMOコインは去年の最初あたりには300円固定スプレッド(神仕様)だったことが有名です。(現在は変動スプレッド鬼畜モードw)
変動スプレッドのメリットは、固定スプレッドのFX会社より、変動スプレッドのFX会社のほうが、基本のスプレッドの幅が狭く設定されているケースが多いことです。
つまり、変動というリスクを背負う分、FX会社に支払う手数料が安く設定されているのです。
ただし、変動スプレッドの場合は、レートが大きく動くような時にはスプレッドの幅が広がることもあるため注意が必要ですね。
スプレッド制の仮想通貨取引所
スプレッド制の仮想通貨取引所は
・GMOコイン
・DMMビットコイン
・BitPoint(ビットポイント)
・SBIVC(SBIバーチャルカレンシーズ)
・CryptoGT(クリプトGT)
全て変動スプレッド制で、以外と多いですね。
GMOコインのスプレッド
GMOコインのスプレッドは変動がかなり大きいです。
ボラティリティが少ないときはBTCFXで700円前後。
DMMビットコインのスプレッド
GMOコインと変わらず、BTCFXで700円前後。
現物は16000円ほどのスプレッドがあるので、DMMビットコインで買うのはあまり得策ではありませんね。
BitPoint(ビットポイント)のスプレッド
BitPointのスプレッドはボラティリティが少ない時は最小300円程度。
スプレッドはかなり狭い方です。
SBIVC(SBIバーチャルカレンシーズ)のスプレッド
業界最小スプレッドを目指すと社長自ら発言したSBIのスプレッドをSBIの決算資料から参照してみました。
出典:2019年3月期第1四半期SBIホールディングス株式会社決算説明会プレゼンテーション資料
国内の他社と比べて圧倒的とは言えないまでも、一番狭いスプレッド幅での提供がされています。
まだ取引の出来高量では少ないですが、これからもっと期待が高まる取引所です。
CryptoGT(クリプトGT)のスプレッド
とりにくが何度となくゴリ押し中のCryptoGT(クリプトGT)。
そろそろ登録してくれてもいいんじゃないかピヨ?
最強のスプレッドを確認していきましょう。
BTCFXで35万円の時400円程度、公式には
売買手数料制の仮想通貨取引所
売買手数料制の取引所は
・Bitbank
・BitFlyer
・Liquid by Quoine
・BitMEX
板取引を行っている取引所は売買手数料体系を取っているところが大半です。
海外FX取引では売買手数料制のところが多い傾向です。
買って1取引、売って2取引となるので、1回の売買で2回分の売買手数料がかかります。
売買手数料制の取引所とスプレッド制の取引所を比べるのは難しく考えがちですが、
1BTC50万の時、売買手数料が0.1%だと、500円で往復で1000円になります。
スプレッド制の取引所が1000円よりも狭いスプレッド幅であれば、そちらのほうがお得に取引することができます。
https://twitter.com/kumasanmax0601/status/1055027082332270593
BitFlyer(ビットフライヤー)のスプレッド
BitFlyerではBTCは板取引、アルトコインは販売所形式となっています。
現物取引のスプレッド幅は200円くらい。BTCの売買手数料は無料です。
FXはBTCのみで、手数料は無料。スプレッドもほぼありませんが、現物取引とFX取引の価格乖離が起きたときに発生する手数料「SFD」については注意が必要そうです。
Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)のスプレッド
画像がなくて申し訳ないのですが、BTCとETHについてはスプレッド幅が極小です。
BTCは5.00円程度、ETHは50円程度で安いです。アルトコインは他の取引所よりも高め。
しかし、売買手数料は0.0250%かかるので、相殺といったところです。
BitMEX(ビットメックス)のスプレッド
BitMEXは売買手数料制なのでスプレッド幅としては0.5ドル(日本円で50~60円)と極小でほぼないと思って大丈夫です。
売買手数料は-0.0250%~0.0750%です。
指値取引を主に使えば手数料が気にせず取引できますが、成行注文の場合はスプレッド制よりも高くなる可能性があるので要注意です。
最もスプレッド幅が狭い!オススメ取引所
CryptoGT(クリプトGT)
CryptoGT(クリプトGT)は変動スプレッド制ですが、国内取引所ほど変動幅が大きくないので、スプレッド制では一番おすすめです。
売買手数料制の取引所を見ても、BTCFXに関してはBitMEX、BitFlyerがお得に取引できますが、アルトコインFXならば断然CryptoGTが安く、安定して取引することができます。
詳しくはこちらの記事で↓
まとめ
スプレッドは相場や取引量によって上下するので毎回チェック
取引所を選ぶときには手数料はもちろん、スプレッドも比較するのは必要不可欠です。
一般的に次のような2つの特徴があり、
- 取引量が多いとスプレッドは安定し、狭くなる傾向にある
- 相場が急騰・急落しているときにはスプレッドは広くなる傾向にある
取引量が多いということは取引の回数も多いということですから、業者にしてみればそれだけスプレッドという手数料がもらえます。
ですからスプレッドを狭く設定しておいても十分な利益を上げることができます。
CryptoGTは板取引ではないところに加えて、アルトコインの取り扱い量が多く、スプレッドが広がりにくい点があげられます。
スプレッド面で比較するとアルトコインFXならcryptoGT一択。
BTCFXは安定性やメンテナンスを考慮してBitMEXとCryptoGTのW使いがオススメです。