どうも、とりにく(@crypto_toriniku)です。
トロン(TRON)をいう仮想通貨をご存知でしょうか?
ビットコインを始めとするメジャーな仮想通貨が軒並み下落相場でだらだらと暗雲が立ち込めるなか、
トロンだけが逆行高値を記録してます。
上場後の最高値はTRX/BTCで1030satoshi。
2018年9月ごろには300satoshiほどまで下落しましたが、現在は750satoshiを超えて上昇しています。
時価総額ランキングもTOP10入りを果たしている注目銘柄について解説していきます。
目次
トロン(TRX)とは
通貨名 | TRON(トロン) |
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通貨 | TRX |
発行枚数 | 1000億枚 |
創設者 | Justin Sun |
創設日 | 2017年8月28日 |
トロン(TRX)とは、2017年に公開された仮想通貨で通貨単位は「TRX」です。デジタルコンテンツ業界に特化した仮想通貨として、シンガポールの「Tron財団」というチームによって開発されています。
Tron財団は、公正でオープンなネットワークの運用を目的にしている非営利組織で、ACRAというシンガポールの企業規制当局の承認を得て設立されていますので、信頼性のある安定した財団であると考えてよいでしょう。
クリエイターのためのトークンとして開発
トロン(TRX)は、ブロックチェーンをベースにしている分散型のプロトコルで、データを自由に公開したり所有したりすることが可能です。つまり、世界中のクリエーターがデジタル資産の公開やその配信を自由に行える仕組みとなっています。
トロンが目指しているのは、クリエイティブでエンターテーメントなデジタルコンテンツを多くの人に提供することであり、利益を得ることではないとしています。
トロンの実用化が広まることで、今まで埋もれていたクリエーターも多くの人の目に留まることになり、新しいクリエーターを応援する社会が出来上がります。
You tubeなどの動画配信サービスが大流行していますが、デジタルコンテンツはこれから成長していく分野なので期待ができそうですね。
トロンの初回ICOは30秒で完売
仮想通貨取引所Binanceで行われた初回ICOの際には、5億TRXがわずか30秒足らずで完売するという熱烈な人気。
Binanceでの2回目のICOでも勢いが衰えることなく、3億TRXが10秒で完売しています。
トロンの総発行予定数量は1,000億TRXとなっており、いくらなんでも人気の出すぎという気もしますが、当時の仮想通貨の勢いと、ビットコイン分裂騒動の中心人物で大手マイニンググループBitmain社のジハン・ウー氏が投資していたことなどが影響したようです。
なぜ今トロン(TRX)が買いなのか・チャート
トロン(TRX)が上場してから1年以上経ちますが、なぜ今注目が集まっているのでしょうか?
実は、今年トロンに関するポジティブな価格上昇材料がたくさん出てきているのです。
TRXが急騰したチャート
2018年の年末ごろから初のサミット開催発表からトロン(TRX)の価格が上昇し始めています。
ビットコインの価格が低迷しているにも関わらず、
BitfinexでTRX/BTCペアで最高値(約1000satoshi)をつけた5月以来の高騰を見せています。
TRX/USDペアで比較してみるとBTC比程ではありませんが、OKexに上場して取引量が増え、市場が活発化したこともあり、上昇トレンドに転じていることが分かります。
次にこの価格上昇の原因となった理由についてみていきましょう
【理由1】niTROn2019summitが開催
トロン(TRON/TRX)は、2019年1月17日~18日の2日間に渡ってアメリカ・サンフランシスコで初のサミット「niTROn Summit 2019」を開催。
世界各国のトップレベルのブロックチェーン開発者、そしてブロックチェーン業界の先駆者や投資者が集うサミット。サミットでは、Tronやそのパートナーによる展示、ゲストスピーカーの登壇、交流イベントなどが催された。
様々な分野を代表する人々が「Blockchain」を通じて繋がり、それぞれの専門的な技術や知識、意見などを交換する場となりました。
【理由2】中国大手取引所OKexに新規上場
We are listing #TRON on our platform. Starting today, OKCoin users can deposit $TRX. Check out our blog for more details: https://t.co/lgzPS5q2AK @Tronfoundation pic.twitter.com/5x9kG7FYnM
— OKCoin (@OKCoin) January 15, 2019
OKcoinは中国の三大取引所のうちの1つ、OKExが、中国以外の地域においてサービスを提供している取引所です。
2019年1月17日(木)から、OKcoinにおいてTron(トロン/TRX)の取扱いが開始することが発表されました。
ビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、テザー(Tether/USDT)とそれぞれのペアで取引が行えるようになりました。
【理由3】TRX保有者にBTTトークンをAirDrop
#Upbit は #TRON(#TRX)ホルダーの #BitTorrent(#BTT)エアドロップのサポートが決定! pic.twitter.com/E3YlEgi4eS
— TRON Foundation Japan (@tron_Japan) January 24, 2019
BitTorrentトークン(BTT)のエアドロップ計画が発表。
2月11日、トロン(TRX)保有者に対して、BitTorrentトークン(BTT)の最初のエアドロップを受取れることが決定。
BitTorrentトークン総循環供給量の1.1%に相当する108億9000万BTTが分配されることになっています。
TRXの今後
2019年になってからトロン(TRX)に対してたくさんのポジティブな市場の動きが活発になってきています。
トロンが高騰した理由として、価格が上昇するための好材料が出ていることも事実であり、新規に大手取引所に上場できるということは今後も動きが期待されるので、最高値更新の可能性が高いと言われています。
通貨の発行予定枚数も1000億枚と多いですが、将来的にはBurn(バーン=破棄)して枚数を減らし、希少性を高めることも検討されています。
トロン(TRX)でFXレバレッジ取引ができるオススメ取引所
CryptoGT(クリプトGT)
アルトコインFXといえばCryptoGT(クリプトGT)。
TRXUSDのペアが最大レバレッジ200倍までのハイレバ取引を利用できます。
MetaTreder5を使った本格トレードができ、両建てできるので、一番オススメです。
BitMEX(ビットメックス)
言わずと知れたBitMEX。
TRXは先物取引のみですが、レバレッジは20倍まで利用することができ、
何日ポジションを持っていてもスワップ手数料がかからないので、
満期日まではゆっくり様子をみながらトレードすることができます。
まとめ
海外の仮想通貨取引所であれば、Bitfinex(ビットフィネックス)や、OKEX(オーケーイーエックス)もレバレッジ取引ができますが、
レバレッジがあまり大きくないことや、日本語サポートがないので、あまりオススメできません。
BitMEXもCryptoGTもデモトレードが利用できるので、アルトコインの売買が不安な方はデモから始めるのがいいでしょう。